生産性とは、罠なのだ。
効率を上げれば上がるほど、
ますます忙しくなる。
タスクをすばやく片付ければ片付けるほど、ますます多くのタスクが積み上がる。
人類の歴史上、
いわゆる「ワークライフバランス」を
実現した人なんか誰もいない。
「うまくいく人が朝7時までにやっている6つのこと」を真似したって無駄だ。
メールの洪水が収まり、
やることリストの増殖が止まり、
仕事でも家庭でもみんなの期待に応え、
締め切りに追われたり怒られたりせず、
完璧に効率化された自分が、
ついに人生で本当にやるべきことをやりはじめる。
そろそろ認めよう。
そんな日は、
いつまで待っても、やってこない。
でも悲しまないでほしい。
それは実際、とてもいい知らせなのだから。
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